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記事一覧

NECの6CA7

あるブロ友の方が、NECとムラードの出力管の音質を比較する文章を書かれていました。私もEL34/6CA7-3結シングルアンプがあるので、比較してみました。現用しているナショナルの6CA7です。この6CA7の出所について、以前、拙ブログに書いたと思います。ハカマのプリントは、ナショナルですが、ガラスの完璧にxf4とあるので、英国のムラード社が製造した球だと思われます。これはNECの6CA7です。アンプにNECの6CA7を...

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トライアド S-142A

6V6プツシュプルアンプには、このアウトプットトランスを使おうと思っています。トライアドのS-142Aです。真空管アンプに使うトランスは、大きく分けて日本製・アメリカ製・欧州製に分けられます。私は日本製以外は使った事がありません。一般的に、日本製は生真面目な音、米国製は前に出る元気な音、欧州製は美しい音、などと表現されています。何となく民族性を感じるところではあります。さて、私がS-142Aを使いたい理由です...

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MAZUDA PEN45

友人のSaraさんが、MAZUDA-PEN45という真空管に興味を持たれているようです。左側がPEN45で、右側がPEN45DDです。PEN45DDは、PEN45に検波用2極管を加えた複合管です。欧州の戦前~戦後まもなくのAMラジオの低周波部は、2極管で検波した音声信号をダイレクトに出力管で電力増幅していたそうです。それぐらい感度が良い真空管という事です。欧州以外では、6AV6や6ADH3Aなどの2極管とハイμ3極管の複合管で、検波・増幅...

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後継者

先日、16歳と26歳の若者(男性)が、私の音楽部屋を訪れました。ムラードの6BM8です。メイド・イン・イングランドとありますが、6BM8とプリントされているので、ロシアあたりで作られた球のはずです。なぜなら、6BM8の欧州名は、ECL82だからです。ま、パチモンでしょうね。そんな、どうでもいいウンチク(一部のマニアはこういう事にこだわる)はさておき、音楽部屋を訪ねた若者です。26歳の若者が真空管アンプを...

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オーデイオ・ウィンズのシャーシー

真空管アンプ製作の集大成として、ラックスの36型アウトプットトランスを起用した大型ステレオアンプを計画しています。大型アンプ製作のために購入したシャーシーです。現物を手に取って確認せず、ネットで注文しました。天板サイズは、430mm×300mmですから、大型電源トランス(10F310)1個と大型アウトプットトランス(CSZ36-6.6)2個が余裕で乗ります。シャーシーが届いたので、2mm厚の天板を取り外して裏面を確...

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プロフィール

オッカイポ

Author:オッカイポ
旅・バイク・音楽・真空管アンプ等について綴っていきます。