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分割日本一周 九州編その4

5月21日に走ったコースです。八代を出て鹿児島市まで移動しました。
21日のコース

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5月21日は、ビジネスホテルのルートイン八代でしっかりと朝食をいただきました。

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ルートイン八代を出て、30分程走って「道の駅ひごたのうら」で休憩しました。

九州は、道の駅がいたる所にあり、ツーリングライダーにはありがたい土地です。実のところ、さいさい道の駅で休憩するのは、お尻の痛みがひどくなってきたからです。

九州に入って2日目から、30分も走ると我慢ができないぐらいに痛くなるんです。セローのようなオフロードバイクは、シートの幅が狭い事もあり、ことのほかお尻に負担がかかります。対策のため野口シートに交換しましたが、解決策にはなりませんでした。

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道の駅たのうらで、ビタミン補給のため甘夏を買いました。

道の駅たのうらでは、ハーレー軍団が15台ほど集まり、爆音をまき散らしていました。私はどうしてもハーレーの集団は好きになれません。その穴埋めではないのですが、私のセローの横にスーパーカブC125がとまっていました。

私が道の駅を出ようとしていると、直売所の方からスラリとした女性がこちらに近づいてきました。なぜか、私の方をチラチラ見ています。???と思っていると、女性は、スーパーカブC125のオーナーでした。

これは話しかけない訳にはいきません。一人でツーリングしているの?とか、カブの乗り具合はどう?とか、多分、その時の私は鼻の下が長くなっていたと思います。

女性は社交辞令でしょうが「どこまで行くの」と聞いてくれました。私は「一応日本一周しているつもり」と答えました。女性は「ああそうなんですか」ぐらいの軽い反応でした。たぶん、この女性は、バイクでの日本一周が自然な事だと思っているのでしょう。

この時以降、人に行先を聞かれると「一応日本一周しているつもり」と答えるようになりました。すごいですね!と言ってくれる人が多いのですが、カブの女性のような受け止め方をされた方が気分は良いものです。

それにしても、今日は鎮西高校の女子サッカー部の少女たちや、道の駅で出会った素敵なカブの女性など、なんだかついています。

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次に休憩したのは「道の駅きんぽうこのはなかん」です。

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ちょうど、お昼時なので、パンと甘夏で昼食です。このパンは見覚えがあると思います。旅費の節約術です。

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きんぽうこのはなかんで、旭川のライダーと出会いました。

旭川のライダー〇氏は、68歳だそうで、全国をツーリングしているとの事でした。集団で走るライダーとは、話をする気にはなれませんが、ソロツーリングしているライダーとは話がはずみます。

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薩摩半島のあちこちに、芋焼酎用らしきサツマイモが栽培されています。

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枕崎漁港で休憩しました。

枕崎から移動する途中の知覧町に着いた時は、午後4時を過ぎていました。ここは色々と見たい所があるので、改めて明日来ることにして、鹿児島市に向かいました。鹿児島の宿には、午後6時に着きました。

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今晩の宿は鹿児島駅から徒歩5分の「ひらやま旅館」です。素泊まり4290円でした。

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夕食の買いだしに歩いていると、宿のすぐ近くに居酒屋がありました。これは入らない訳にはいきません。

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私が座ったカウンターの隣で、若いカップルが仲良く飲んでいました。

最初に生ビールをいただき、次に芋焼酎のお湯割りを飲み始めた時、カップルの方から話しかけてくれました。なんでも新婚6カ月とかで、なじみの店で飲んでいるとの事でした。

女性は鹿児島の人らしく、さっぱりとした方で、気さくに話をしてくれます。男性は茨城県の出身で、仕事で鹿児島に来て地元の女性と結ばれたそうで、素敵なご夫婦でした。

夫婦のなれそめから現在の事、日々の様々な事を話してくれました。しかし、旅の疲れからか、私は早々と酔っぱらってしまい、あまり覚えていません。

今宵は旅の出会いの醍醐味を味わいました。




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コメント

No title

この日の行程はすごいですね。八代から薩摩半島の南側を走って鹿児島中央ですか。23日、24日は私も鹿児島の大隅半島にいましたが入れ違いですね。
 金峰から枕崎、知覧、開聞岳あたりは観光名所がふんだんですが、バイクだとそうそう立ち寄れませんよね。特攻記念館には寄って欲しかったです。
 さぞかし疲労がたまってきたことと思います。

Re: No title

トニーさん おはようございます。引き続きのコメントありがとうございました。

確かに、この日は走りに走りました。知覧の特攻記念館は行きましたが、時間が遅かったので次に日の訪問としました。
トニーさんと大隅半島ですれ違いだったとは驚きです。九州の南部地域は、独特の風土を感じました。鹿児島の濃い人情も素晴らしかったですよ。
今後ともよろしくお願いいたします。

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Author:オッカイポ
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