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トライアド S-142A

6V6プツシュプルアンプには、このアウトプットトランスを使おうと思っています。

トライアッド
トライアドのS-142Aです。

真空管アンプに使うトランスは、大きく分けて日本製・アメリカ製・欧州製に分けられます。私は日本製以外は使った事がありません。

一般的に、日本製は生真面目な音、米国製は前に出る元気な音、欧州製は美しい音、などと表現されています。何となく民族性を感じるところではあります。

さて、私がS-142Aを使いたい理由です。過去に作った6V6プッシュプルアンプは、サンスイH10-8を使いました。その音は、低音部に力が無く、特徴の無いものだったからです。

元気で明るい音を期待しているS-142Aです。佐藤定弘氏が、ラジオ技術誌1991年6月号に、このトランスを起用した6V6UL接続プッシュプルアンプの製作記事を上梓されています。

佐藤定弘氏のS-142Aに対する評価は、時代遅れの低性能なトランスという表現で、その音味について特に記していません。佐藤氏は、感覚的な評価を重視される方ではないので、そんなものなんでしょう。

ここは自分でS-142Aの音を確認するしかありません。さあ、いつ作ろうかな。
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コメント

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Re: アウトプットトランス

鍵コメ様 おはようございます。コメントありがとうございました。

佐藤定弘氏は「S-142Aは特性を測定すると日本製に比べて時代遅れのトランスと言わざるを得ない」と、主観的な評価を排した記事を書かれています。佐藤氏は、音質評価には主観が中心となるので、技術誌にはそぐわないというという思いがあるのでしょう。信頼がおけるライターです。
これは私の想像ですが、S-142Aは特性の暴れがあるので元気な音に聴こえるのかもわかりません。ハモンド社のトランスは、地味な印象なんですね。同じ北米の国なのに不思議です。
今後ともよろしくお願いいたします。

トライアッド

いつ作るのか、これが一番の問題です。
このメーカーのトランスは、海外製の中でもやや個性的な鳴りかたをすると、私は思います。やはり実際に聴いてみないと分かりませんね。

Re: トライアッド

トニーさん こんにちは。コメントありがとうございました。

そうですか、トライアドのトランスは個性的な鳴り方をするんですね。それが、自分の感性に合うかどうかでしょうね。
私は6V6そのものが、キレイな音だけれどもチカラが無い(特に低音)印象があるので、トライアドのトランスで活を入れる構想なのです。さあ、それがいつ完成するのかです。頑張らなければ。

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Author:オッカイポ
旅・バイク・音楽・真空管アンプ等について綴っていきます。