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ソマリ2部作 その2

やっと高野秀行氏のソマリ2部作の続編を書く気になった。

ソマリ2
高野秀行氏が撮影した恐ろし気な兵士は、米軍のヘリコプターが
撃墜されて、米兵全員が殺された事件をえがいたリドリー・スコット
監督の映画「ブラッホークダウン」の現場であるモガディショの民兵だ。


片手で持っている銃は、PKMといわれる旧ソ連製、あるいはそのコピーの機関銃のようだ。民兵が身体に巻き付けている弾は、第2次大戦後半から米陸軍の正式小銃となったM1ガーランドとほぼ同じ物らしい。


私はM1ガーランドを実際に撃った事がある。その時、撃った反動で、銃床を固定した肩の皮膚が赤くなる程の衝撃を受けた。もっとも、ボルトアクションのモーゼル歩兵銃の反動に比べると、比較的穏やかではあったが・・・いかんいかん、兵器オタクの世迷言になってしまった。


まあ、そんな激しい反動があると思われる機関銃を、ランボーのように連射しそうな民兵がウロウロしているモガディショに潜入して、生きて帰って来た事こそ、著者の凄さを端的に表している。


実際に著者は、南部ソマリアでアルシャバーブと呼ばれるイスラム過激派に待ち伏せ攻撃をされて、九死に一生を得る。そこまでして、著者を駆り立てるモチベーションは、青臭い冒険心とか、ノンフィクション作品を書くためとかいう事を超越している。


それが何かと言えば、著者は究極の状況下においても、人間を信じている事だと思う。著者の前向きの思考が、これまで絶体絶命の状況を幾度となく切り抜けてきた原動力なのだ。


ソマリ人の性格を中心にして「その2」を書こうと思っていたが、モガディショの民兵が持つ機関銃について、生半可なウンチクに終始してしまった。


次回こそ「恋するソマリア」のタイトルに値する、ハムディという名の女性を中心にしたソマリ人の話を書こうと思う。



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オッカイポ

Author:オッカイポ
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