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耳の感度

以前、当ブログで、KT66プッシュプルアンプの左右ゲイン差(左チャンネルの音が大きい)に悩んでいる事を書きました。

左右
色々と悪戦苦闘した結果、出力トランスのタムラF783(5キロΩ)の片側が断線しかけていた事が分かりました。ゲイン差のゲイン(ダジャレ?)は、これだと思いました。


そこで、出力トランスの左右を入れ替えてみたのですが、相変わらず左チャンネルの音が大きいままです。ここで、私は混乱してしまいました。


その後、左右の音量調節ボリュームを疑って、左右を入れ替えたり、初段でゲイン差がでている可能性を考えて、初段のCR類を点検してみたりしました。


このように、考えられる事は、ほぼ、すべてやってみましたが、左右のゲイン差の問題は、解決しないままでした。


最終的に行きついたのは、NFB(負帰還)を掛けても掛けなくても、左側チャンネルの音が大きいのは、どうも、アンプの問題ではないという事でした。


そもそも、NFB技術は、スーパー・ヘテロダイン・ラジオの、中間周波増幅ゲインを調整(うろ覚えなので正確ではない)する目的だったそうです。当初のNFB技術は、低周波回路の特性を改善する目的では無かったという事を思い出したのです。


そこで、NFB無しの時にゲイン差があったとしても、NFBを掛けたら、左右のゲインが平坦になるはずなのに、解消されないという事は???となった訳です。


そこまで追及したものの、日々の忙しさにかまけて、この問題をほったらかしにしていました。今回、6L6GPPアンプを作るにあたって、これを解決しなければ、前に進むわけにはいきません。


長々と結論を引き伸ばしました。答えは私の耳の感度の左右差でした。画像のP610のシングルコーンで、じっくりと聴き込んでいく過程で、ある日、音像が中央に定位したのです。


ところが、次の日は左側の音が大きく聞えたり、また、ある日は中央に定位する事もありました。という事は、アンプの左右のゲイン差は、私の耳の感度の問題であったのです。私の日々の体調によって、耳の感度が左右で違っていたのです。


この結論に達するまで、KT66PPアンプをほとんど解体してしまいましたが、これも勉強だと解釈すれば良いのかなと思います。さあ、6L6GPPアンプの製作に取り掛かりますよ。


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コメント

アンプがんばって

オッカイポさん、私の耳も高い方がだんだんと聞こえにくくなっています。五味康祐さんも晩年は難聴で大音量で聴かれていたそうです。こればかりは仕方ありませんね。さて6L6Gアンプ期待しています。私は休憩中です。

柔らかい頭

トニーさん おはようございます。コメントありがとうございました。
今、思えばKT66PPアンプ以外のアンプも左チャンネルの音が大きい事実があったにもかかわらず、自分の耳の問題を疑わなかったのは、愚かでした。柔軟な思考が大切だという教訓を残しました。これは地域活動をする中でも、大事な事だと思います。なにしろ、頭の固い御仁が多いものですから、調整に苦労します。
忙しい日々の中でも趣味を忘れない、複数の活動を同時に進める事も、頭の訓練に良いはずです。これからも旅、アンプ製作、読書など楽しんでいこうと思っています。

頑張ってくださいね

こんにちは。
私も突発性難聴から左右の音質が違います。
鼻つまりがひどいと音質差大です。

6l6pp楽しみです。
ロシア管での批評お待ちしております。

黄金時代

Saraさん こんばんは。コメントありがとうございました。
この歳になると身体の悩みが、色々と出てきますね。でも、自由な時間も増える事を考えると、ある意味、第2の黄金時代ではないかとも思います。身体が動くうちは、黄金時代を楽しみましょう。

No title

SPはダイヤトーン P610のようですね。結構いい音で鳴ってくれますよね。そろそろ中期高齢者の仲間入りで高い周波数が聞えないので、フルレンジで聞くのも良いと思い始めております。

釣りはフナに始まりフナに終わる

マルさん こんばんは。コメントありがとうございました。
P610は、これ一発で十分音楽を楽しめると思っています。とは言え、オーディオマニアの性として、大口径スピーカーを聴いてしまうと、満足できなくなるんですよね。
オーディオは「ロクハンに始まりロクハンで終わる」とも言われますが、何となく分る年齢になりました。
今後ともよろしくお願いいたします。

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オッカイポ

Author:オッカイポ
旅・バイク・音楽・真空管アンプ等について綴っていきます。