fc2ブログ

記事一覧

位相補正

我が家は、新年早々からリフォームしており、もう2か月以上仮住まいです。
そんな事情で、昨年、1年間をかけて製作した6L6G-A級プッシュプルアンプの調整作業も、手を付ける事ができませんでした。

位相補正
今日、NFB抵抗に240ピコのコンデンサーを並列に接続しました。いわゆる微分補正回路で、超高域のゲインを下げる働きがあります。半田付けの稚拙さと、ワイヤー処理の不器用さなどは、老眼ゆえとしてご容赦ください。

実は、先日アンプの内部配線を見てみると、頭の中にあった配線図が失われつつあると感じたのです。本来は、きちんとした配線図を書いてから作業に入るのが正しいのですが、手抜きをしていました。

さて、微分補正回路を付け加えて、かねてよりの懸案であった高域の歪感が解消されたかは、もう少し試聴しなければ分からないようです。とりあえず、私の駄耳では、なんだか良くなったように感じます。

リフォームが終わって生活が落ちついたら、きちんとした測定結果を踏まえたうえで、友人たちに聴いてもらおうと思っています。


スポンサーサイト



コメント

No title

高域の補正は、耳による聴感でいいと思いますね。方形波の左上のリンギングを完全にフラットにしようと、コンデンサーの容量を増やせば、音に鮮度が無くなってしまいます。聴いた感じでスムースならそれでOKですね。歪2%でも私にはきれいな音にきこえますので、人の耳はいいかげんなものです。

製作技術

トニーさん こんにちは。コメントありがとうございました。
そういえば、30年前に製作したEL34ULPPは、方形波テストで位相補正コンデンサーの値を決めた事がありました。それから技術的に進歩するどころか、退歩しているようです。半田付けの腕もそうなんですが、トニーさんのように作り続ける事が大事ですね。
6L6PPは、近いうちに友人たちにも聴いてもらって、レポートさせていただきます。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

オッカイポ

Author:オッカイポ
旅・バイク・音楽・真空管アンプ等について綴っていきます。