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シングルオーディオクラブ その3

シングルオーディオクラブ試聴会の最終編です。
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同じ写真の使いまわしです。

まず、3番のスピーカーですが、1937年に製造されたオランダ・フィリップスの8インチシングルコーンです。ナチスドイツがポーランドに攻め入って第2次大戦が始まる2年前ですね。

役員さんの説明によると、マグネットは、アルニコが無い時代のチコナルという磁性体だそうです。エンクロージャーは、厚いフロントバッフルをショートホーン状に加工した素晴らしい出来栄えです。

さて、音質です。私のメモでは、アン・バートンのボーカルは「懐かしい音がする・ボーカルを聴くと、人間の暖かい息吹が感じられる。チャイコフスキーのくるみ割り人形は、低音も高音も出ていないが、十分楽しめる」とあります。

最後に、4番の2ウェイスピーカーです。会の趣旨であるシングルコーンではなく、自作の2ウェイスピーカーを最後に聴きました。

このスピーカーを作られた方は、専門メーカーの技術者顔負けの実力の持ち主のようです。まず、エンクロージャーは、最近のハイエンドスピーカー同様に、金属など異種素材を併用して箱の制振を図っています。

なおかつ、ネットワークは、16センチウーファーとソフトドームツィターの整合性や、位相合わせ等、細心の注意を払って組み上げた力作です。提出された詳しい資料によると、おおむね55ヘルツ~15,000ヘルツまでフラットな素晴らしい特性です。

懇切丁寧に技術的な説明をしていただいたのですが、私が理解したのは、2ウェイでありながら、シングルコーンスピーカーと同様の定位を目標のひとつとしたのではないかという事です。

さて、聴いた感想です。私のメモでは「アンリ菅野・加藤登紀子は、聴きやすいが人間の声の温かみが感じられない。しかし、スベトラーノフ指揮ソビエト国立オケのチャイコフスキー悲愴交響曲は、ストリングスは美しく、奥行き感があり、規模の大きいオケに感じる混濁感も無く、素晴らしい、無い物ねだりになるが、低音部の重厚さがあれば完璧」とあります。

今回の試聴会で、シングルコーンスピーカーの美点と欠点が、おぼろげながら体感できた事は大きな収穫でした。また、2ウェイスピーカーを出展された方のお話で、私のアルテック601Cの音質改良の糸口が見えてきました。

オーディオは、内向的な趣味ともいわれますが、たまには外に出てみるのも良いなと思ったしだいです。






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コメント

601C

こんにちは。

601Cの音質改良の糸口がとても気になります。
継続投稿待ってます。

Re: 601C

Saraさん こんばんは。コメントありがとうございました。

601Cの音質改善のポイントは、ネットワークにあるのは間違いの無いところです。シングルオーディオクラブに出品されていた方に具体的なアドバイスをお願いしようと思っています。ただ、それがいつになるかは分からないので、気長にお待ちください。

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オッカイポ

Author:オッカイポ
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